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林業職場体験

とある林業会社の山にお邪魔してきました。

最初は標高1000m、13haほどの皆伐地に植林作業をしている現場。
正面に大峰の山々が雪をたたえて聳えています。
霜柱が立つ吹きさらしの禿山の尾根で、65歳のおっちゃんが、飄々と桧の苗を植えています。

山仕事してはる人はええ顔してはります。
そらー笑いながらあんな風に吹かれたらええできるよなあ。
とか思いつつ、そこを後にして、別の現場で間伐です。

おとしだまの森では、太めの木は安全のため、「※上し伐り」といって山の上方に倒すようにしてるんですが、ここでは「捨て伐り間伐」ということもあり、作業効率のため、斜面の斜め下方向に倒します。枝打ちがされているので、さほど枝がらみもせず、スコンと倒れます。
なるほど。奥山の桧林は先に枝打ちしてから間伐したほうがよいかも。

またこの会社、「大橋式」と言われる作業道の開設にも力を入れておられます。
当然営利企業なので、作業効率を目的として開設されているのですが、こういった工法を土留めや、歩道などに応用していければ、「生産現場」としての山だけではなく、「永続的な資産」としての山に活用していけるよなあ。と思いました。

プロの現場を見せていただき、とても勉強になりました。

※上し伐り:
吉野地方では、杉を伐った後、葉の蒸散で木材乾燥(葉枯らし乾燥)させるため、株から切り離さずに斜面の上方に伐倒します。
山の中で葉枯らし乾燥をさせることで材の色つきをよくして商品価値を高めることと、材の重量を軽くして、出材時の手間とコストを軽減させるという2つ目的を持っています。
桧ではあまりしないのらしいですが・・・・
たいがいの木は、斜面の下側に重心が寄っているので、教科書では「作業困難で伐倒方向としては不適」とされる手間のかかる伐りかたなのですが、地面までの距離が短いので木が倒れる速度が緩いことと、上部に植わっている木の枝が上にあるので枝がらみしにくい方法なので、多少厄介ですが、効率よりも安全重視で、この方法で倒しています。(最初に習ったのがこの方法なので、慣れているということもありますが^^;)
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